お客様の課題
解決策1
- 取引量の少ない商品、使用頻度が低い機能を基幹システムの対応範囲に加えると、システムの複雑化を招き、投資対効果の低いIT投資が増加する。
- 業務量、事務量の増大に比例し業務の堅確化に必要な再鑑の負荷が高まった。結果、再鑑漏れリスクが高まっていた。
- 商品および取引内容に応じて、事務作業が複雑になっているため、決済業務等の発生タイミングを漏れなく把握することに大きな労力が必要となっていた。
解決方法
1.EUCへの機構移植によるIT投資の抑制
非効率な基幹システムの業務をEUCで代替することで、余分なIT投資の削減、
基幹システムの複雑化(スパゲティ化)防止に大きな効果を発揮しています。
EUC活用により、小規模取引の業務変更に伴う主要業務へのデグレード回避が図れるほか、
特殊な業務を切り出すことで、基幹システムにパッケージシステムを採用する選択が行いやすくなる等、
様々な面でメリットが出ています。
2.EUCを活用した再鑑業務の構築例
同一のデータ入力を2名が別々に行い、 その結果をEUC内で自動突合することで再鑑自動化を可能にしました。 また、同仕組みにより再鑑者のボトルネックを解消し、作業の平準化も実現しています。
3.EUCによる期日管理の導入例
業務運営に伴う各種取引データをEUC管理にすることで、当日実施予定の業務に対し、 業務内容および作業状況を一覧で随時確認可能な仕組みを導入しました。当機能の導入により、 期日を失念するリスクの解消という直接的な効果とともに、お客様が本来の業務に集中でき、 さらなる堅確化が図れるという相乗効果も発揮しています。