1959年生まれ。鳥取県出身。慶應義塾大学商学部卒業。
大手損害保険会社にて営業職として勤めた後、1995年当社入社。取締役、代表取締役常務、代表取締役専務、代表取締役副社長を経て、2006年1月より代表取締役社長。
経済同友会会員、(社)情報サービス産業協会理事、(財)日本生産性本部情報化推進国民会議委員。華中科技大学、湖北経済学院にて客員教授を務める。
趣味はスケッチ、クラシック音楽鑑賞、登山、ピアノ。
座右の銘は「人間万事塞翁が馬」、「一灯を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ、ただ一灯を頼め」(佐藤一斎)。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2012年3月期第3四半期における日本経済は、円高の長期化、海外経済の減速などによる景気の下振れ懸念があり、顧客の事業活動やIT投資は引き続き慎重な姿勢が続いております。
経済産業省が実施する「特定サービス産業動態統計調査」(2012年1月20日発表)によりますと、情報サービス産業の売上高は、一部で回復の兆しがみられるものの、引き続き厳しい事業環境にあります。このような環境のもと、当社グループは、引き続き人材育成を最優先課題に取り組むとともに、グループ経営資源の共有と活用による業務効率化、既存顧客へのグループ横断的な営業展開を積極的に行ってまいりました。
この結果、主要事業のシステム運営管理事業においては、顧客からの値下げ要請が一部に見られたものの、潜在ニーズの発掘および付加価値サービスへの転換により、売上高が増加しました。しかしながら、顧客のIT投資抑制の影響によるソフトウエア開発事業の受注不振、および国内の受託データ入力事業からの撤退による受注減などの影響により、当第3四半期連結累計期間における売上高は、119億8百万円(前年同期比1.6%減)となりました。
収益面におきましては、グループを挙げて業務プロセスの改善による生産性の向上に取り組んでまいりましたが、減収に伴う減益のほか、顧客からの値下げ要請等により、収益の回復には至らず、営業利益は5億59百万円(同13.6%減)、経常利益は5億73百万円(同17.0%減)となりました。また、将来の法人税率変更に伴う繰延税金資産の取崩しによる法人税等調整額の増加があったものの、子会社株式売却損の損金算入によって法人税が減少したため、四半期純利益は3億70百万円(同1.7%増)となりました。
2012年3月期の業績見通しにつきましては、売上高は161億円(前期比2.1%減)、営業利益は6億30百万円(同24.9%減)、経常利益は6億50百万円(同27.2%減)、当期純利益は4億70百万円(同5.1%増)を計画しております。
今後は引き続き、主力のシステム運営管理事業を強化すると同時に、下記に一層注力していきます。
①Business Operations Outsourcingの拡大(一顧客複数取引)
②グローバル展開
③クラウド市場を見据えたプラットフォーム系開発業務(低コスト・高信頼性システム稼働環境の設計・構築)の拡大
Business Operations Outsourcingの拡大につきましては、きめ細やかなサービスで顧客の潜在ニーズを発掘するとともに、グループ一丸となって営業活動を強化し、新規顧客の獲得に積極的に取り組みます。
グローバル展開につきましては、海外に拠点を置く日系企業のITサポートを強化すべく、中国子会社のID武漢のほか、業務提携先である米国のSYSCOM(USA)INC.社や英国のNewton Information Technology Ltd.社との連携を深め、人材交流や営業活動を推進します。
クラウドマーケットにつきましては、多様化する顧客ニーズに応えるべく、ソフトバンクテレコム株式会社や株式会社セールスフォース・ドットコムをはじめとする業務提携先と営業活動を推進するとともに、技術者の育成に一層注力していきます。
当社グループはこれからも「カスタマー・ディライト」(顧客が感動するサービス)の提供を目指し、日々力を尽くしてまいります。皆さまにおかれましては、なお一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2012年1月31日
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