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【エバンジェリスト・ボイス】アグリテックとは 農業(Agriculture)×Technology

データセンター・マネジメント・サービス第4事業本部 第1部
エバンジェリスト 水谷 知彦    水谷写真_100x150  

はじめまして、

DMS 部所属、エバンジェリストの水谷です。
機会があり当コラムを担当させていただくことになりました。
よろしくお願いいたします。

簡単に自己紹介から。
当社に入社して約 20 年間、サーバからクライアント、基幹系から業務システムまで、セキュリティ対策を含め、主にシステムインフラに関連する業務に携わってきております。
実家は愛媛県で農業を営んでおり、過去形になりますがミカンを栽培していたりしました。現在は、高齢化が進み、後継者がいないことから、急な山の斜面でのミカン栽培を続けることは難しくなり、自分たちで食べる分のみのミカンを細々と作っている様な状況になります。私が子供のころ家族総出でミカンを収穫していたミカン山が、年々荒れて雑草が生え放題になって行く様子を見ると少し寂しい気持ちにもなります。

さて、こちらのコラムでは、世の中のデジタル技術について、触れていきたいと思います。

世の中には、デジタル技術を活用した〇〇テックと呼ばれるものが数多くあります。
〇〇テックとは、簡単に言うと特定の業界がデジタル技術を駆使して、新しいサービス、製品、仕組みを作り出していくものになります。

では、デジタル技術を活用した〇〇テックにはどの様なものがあるのでしょうか。
具体的な例とし、〇〇テックには以下の様なものがあります。

・アグリテック(農業(Agriculture)×Technology)
・フードテック(食料(Food)×Technology)
・フィンテック(金融(Finance)×Technology)
・エドテック(教育(Education)×Technology)
・ヘルステック(医療(Health)×Technology)
・スポーツテック(スポーツ(Sports))×Technology)

この他にも数多くの〇〇テックが存在し、今後も多数の業界とデジタル技術が結び付き様々な〇〇テックが出てくると考えられます。

それでは、数ある〇〇テックの中から今回は、私の実家の状況を踏まえアグリテックについて詳しく見ていきたいと思います。

みなさん、農業従事者の平均年齢をご存じでしょうか。
2019 年の段階で 66.8 歳(農林水産省調べ)になるとのことです。
企業の平均的な定年退職年齢より高い年齢の方たちが、農業従事者の中心であることから、アグリテックによるデジタル技術の有効活用が優先度の高い課題であることが伺えます。

では、アグリテックによって、何が実現“されている”、“されようとしている”のでしょうか。
デジタル技術の活用により、以下の様な項目の新しいサービスの提供、効率化が進められているようです。
・生産管理 / 記録
・環境制御 / モニタリング
・農業機器連携 / 自動化
具体的なところで、農業機器自動化については、某ロケットドラマでフォーカスされていた自動運転トラクターの技術などになります。
農業機器自動化による補助が進めば、急な山の斜面での作業も楽になりますね。

アグリテックによる施策が推進される上で重要なポイントの一つとして、農業データの活用・連携があります。農家、企業、公的機関が互いにデータを活用・連携して、生産性、品質、経営といった内容を向上させていくことが今後の農業を継続的に成長させていく上で必要不可欠ということになります。

農業データを活用・連携する仕組みとして、日本では 2019 4 月より農業データ連携基盤のサービスが提供されています。
サービスの名前は、 WAGRI(ワグリ) と言います。
内閣府の研究プロジェクトからスタートしたサービスで、農業の担い手がデータを使って生産性向上や経営改善に挑戦できる環境を生み出すことを目的としています。
(※ちなみに、”ワグリ”を Web で検索すると高い確率で和栗( WAGURI )が紹介されますのでご注意ください!!)
このサービスでは、企業、公的機関などから以下の様なデータが提供されています。
『肥料』『農薬』『地図』『農地』『気象』『生育予測』『土壌』など
提供されているデータは、契約している法人であれば無償または有償で利用できます。

WAGRI で提供されるサービスを上手く活用できれば、ノウハウがあまりない様な農家でも、比較的早い段階で効率的に農作物を生産できる可能性があります。データ活用により農業への参入ハードルが下がることで、若い世代や今まで農業を取り扱っていなかった企業でも農業に参加しやすくなり、農業業界全体の活性化が期待できるようになります。

日本の農業の未来のため、農業に携わる人たちが協力している姿を想像すると、某ロケットドラマを見ているみたいでワクワクしますね。

弊社でもグループ会社の愛ファクトリーが JGAP 認証を取得して、安全・高品質な葉物野菜などを栽培しております。手前味噌ながら大変美味しく、味、香り、食感が楽しめる野菜が沢山あります。ご興味がございましたらぜひ お問い合わせ ください。

今後も当コラムでは、世の中で活用が進められているデジタル技術について、個人的な興味と弊社で提供できるサービスの視点から触れていければと考えております。

それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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水谷 知彦

株式会社IDデータセンターマネジメント ICTサービス第4部 テクニカルスペシャリスト

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