CASE STUDY 導入事例

開発期間の短縮化~大手運輸会社様 他~

特殊な業務要件とシステムの高可用性(High Availability)要件に応えるため、 スクラッチ開発+Oracle RAC構成でHAシステム化を実現

お客様の課題

  1. 開発コスト削減の観点からパッケージ製品の導入を検討したが、特殊な業務要件を満たし、かつ費用対効果に優れたパッケージ製品が見つからない。
  2. システムは24時間365日、稼働率99.9%の稼働要件を満たす必要がある。
  3. 品質や開発期間に妥協することなく、可能な限り開発コストを低く抑えたい。

解決方法

1.スクラッチ開発によるシステム化の実現

全ての業務要件を一からスクラッチ開発することで、特殊な業務要件のシステム化を実現しました。
開発標準規約は当社標準ルール(ID Basic)をベースにお客様のQMSの規定に合わせてカスタマイズし、 開発プロジェクト用の標準ルールを設けました。
また、開発時の生産性や稼働後の保守性を考慮し、オープンソースであるSeasar2をベースフレームワークとして、 業務要件に合わせた独自フレームワークを自社開発し、採用しています。

2.高可用性システムの構築

Web/AP Server、DB Serverを冗長構成にし、かつOracle RAC(※1)を採用しDBをクラスタ構成とすることで、 障害発生時に速やかに縮退稼働させることを可能とし、システム稼働要件である高可用性を実現しました。
同時に、業務ピーク時の負荷分散やデータベースの拡張性も実現しました。