お客様の課題
- ダウンタイムの発生が許されないシステムにおいて、インシデント管理など「運用・保守性」を考慮した環境整備が必要。
- エンドユーザや運用保守担当からのシビアな要求について、ハードベンダーでは対応が難しいケースがある。
- 異なるサーバ種別でも、バックアップの運用方針は統一したい
解決過程
1.環境の調査
ダウンタイムが許されないシステムでは、ヒューマンエラーを削減することが稼働率向上に繋がります。
特に時刻起動時のヒューマンエラーは最も注意すべきエラーであり、社会的信用に影響しかねません。これらを削減するために、
システムの起動・停止の仕組みの把握や、日次・週次・臨時など各種要件に沿った運用環境の自動化実現のため、ヒアリングを繰り返しました。
IDは、お客様にとって、本当に必要なことは何であるのかを常に意識しながら、システム環境や運用環境を詳細に調査・確認します。
2.自動運用機能の設計と構築
ヒアリング結果を分析し、多種多様な要件に合わせて、運用管理ソフトウェアを導入しました。
また、ソフトウェアだけでは実現できない細やかな要件には、
各OS(HP-UX、AIX、Linux、Solaris、Tru64 UNIX、Windows)に対応したシェルスクリプトを作成することで、
ベンダーでは対応が難しい要件を迅速・柔軟に対応しました。
また、バックアップ運用やログ管理・ライブラリ管理などの運用方針を統一し、「運用・保守性」を最重視したITインフラを構築しました。
ベンダーに属さない独立系企業であるIDは、多種多様な要件に合わせ、様々な運用管理ソフトウェアをベースとした、自動運用機能を実現します。