Hack The Boxとは
約400万人(※HTB社調べ)のエンジニアが支持する、世界最大級のサイバーセキュリティトレーニング環境
「Hack The Box」は、単なる知識習得にとどまらない、攻撃・防御の両面から「実践力」を磨くための統合プラットフォームです 。
最新の脆弱性や攻撃手法を網羅した演習環境をフルクラウドで提供し、個人のスキル習得からチームの連携、さらには組織全体の準備状況(サイバーレディネス)の可視化まで実現可能です 。
日本のセキュリティ現場が直面する「3つの壁」
日本国内でもサイバー攻撃の被害は深刻化しており、経済産業省・金融庁のガイドライン強化や、2025年5月成立の「能動的サイバー防御法」への対応が急務となっています 。しかし、現場では以下のような課題が山積しています。
- 「座学の限界」:教科書的な学習だけでは、実際の攻撃に対しての対応能力を養えない 。
- 「実力の可視化」:自社チームや個人のスキルを客観的に把握・評価する基準がない 。
- 「最新脅威への対応」:日々発生する高度な標的型攻撃(APT)や新たな脆弱性への訓練が追いつかない 。
Hack The Boxが選ばれる理由
世界最大級のコミュニティと400万人のエンジニアが支持するHack The Boxは、知識中心の従来型トレーニングとは異なり、「実際に手を動かし、失敗から学ぶ」ことを重視した実践型の統合プラットフォームです。
現実のサイバー攻撃を再現したラボやシミュレーションを通じて、攻撃者の思考と防御の勘所を理解し、即戦力となるスキルを身につけることができます。
グローバルコミュニティの知見と最新の脅威動向が継続的に反映される点も、多くの組織から選ばれ続けている理由の一つです。
Hack The Boxの特長
1.360度の全方位トレーニング
攻撃(レッドチーム)、防御(ブルーチーム)、およびその連携(パープルチーム)の全てに対応 。SOC運用、デジタルフォレンジック、インシデント対応など、役割に応じた高度な演習が可能です 。
サイバーレディネス(即応態勢)の強化に向けた、Red(攻撃)、Purple(連携)、Blue(防御)の各チームの役割と具体的な演習項目をまとめたインフォグラフィック。各フェーズにおける技術検証から実践的な攻防演習までのロードマップを示しています。
2.実践的な演習環境とゲーム要素により、継続的な学習を促進
世界中で使用されている「トレーニングとは思えないリアリティ」を提供 。初心者でも理解可能なモジュールがメインのAcademy、実環境を模したDedicated Labs、Pro Labs、Cloud Labsなどのラボ環境、CTF(キャプチャー・ザ・フラッグ)などのゲーム要素を取り入れることで、受講者の主体的な学習を促進します。
基礎理論を学ぶ「Academy」から、高度なペネトレーションテストを行う「Professional & Cloud Labs」まで、習熟度と目的に合わせた4つの学習環境を提供。各コンテンツはMITRE ATT&CK®やNIST NICEフレームワークに準拠しており、組織のセキュリティレディネスを一貫してサポートします。
3.業界標準フレームワークへの準拠
NISTの「NICE」やMITREの「ATT&CK」に準拠したスキルマッピングにより、組織の能力をグローバルな基準で測定・ベンチマークできます 。
提供する全トレーニングモジュールは、NIST NICE(サイバーセキュリティ教育のためのフレームワーク)およびMITRE ATT&CK®(攻撃手法のナレッジベース)と密接に関連付けられています。各職務役割や攻撃テクニックに対する網羅率を可視化することで、国際標準に基づいた客観的なスキル習得と組織の防御力評価を可能にします。
4. 測定可能な「準備状況データ」の生成
個人の進捗からチーム全体の「脅威耐性指数(Threat Resilience Index)」まで、あらゆる段階でデータを生成 。経営層への報告や、次なる投資判断の明確なエビデンスとしての活用が可能です。

主な提供ライセンス
- HTB Academy:役割ベースの学習パスで、世界基準の認定資格取得を支援 。
- ハンズオンラボ & サイバーレンジ:実際のインシデント環境を再現した高負荷な実戦訓練 。
- チーム演習 & CTF:競技形式でエンゲージメントを高めつつ、能力を計測 。
対応可能なセキュリティ領域
Hack The Boxは特定の分野に偏らず、組織のセキュリティスタック全体をカバーします。IT担当者が日々直面するあらゆるセキュリティ領域で、実践的なスキルを積み上げることができます。
| セキュリティ領域 | Hack The Boxでできること |
|---|---|
| IAM・特権管理 | 実際の権限昇格技術と防御手法をラボで体験 |
| EDR・エンドポイントセキュリティ | EDRの検知ロジックを学び、回避手法を理解することで防御を強化 |
| SIEM・脅威検知 | SOCアナリストパスでログ分析・検知ルールの設計を習得 |
| 脆弱性管理 | 提供ラボの安全なサンドボックス環境にて脆弱性の発見・悪用・対処を体験 |
| Webアプリケーションセキュリティ | OWASP Top 10を中心に、SQLi・XSS・RCEなど実践的な演習を実施 |
| クラウドセキュリティ | AWS・Azure・GCPを活用したクラウド特有の攻撃シナリオに対応 |
| 脅威インテリジェンス | 攻撃者のTTPを学び、MITRE ATT&CKにマッピングして組織の防御力を強化 |
| インシデントレスポンス | Splunk等を用いたブルーチームシナリオで、検知・対応・復旧の一連の流れを訓練 |
弊社による導入・運用支援
グローバルなプラットフォームを、日本のビジネス環境に最適化して提供します。
- 一貫した伴走サポート:導入および利用開始に向けた支援から、活用に関する継続的なフォローまで、日本市場に精通した弊社がサポートします。
- 戦略的なアドバイス:専任のカスタマーサクセスマネジャーが、貴社の組織目標に合わせて最適な学習プランを提案し、確実な能力向上を後押しします 。
- 国内基準のレジリエンス強化:最新の脆弱性を網羅したラボ環境を通じ、日本企業の安全なデジタル社会の実現に貢献します 。
導入までのステップ
弊社が、検討段階から運用開始までスムーズな導入をサポートします 。
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1. お問い合わせ・ヒアリング
現在の課題や組織構成、目指すべきセキュリティレベルを伺います。
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2. 最適なプラン提案
Academy、ラボ、サイバーレンジの中から、貴社に最適な組み合わせを提案します 。
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3. トライアル実施
実際のプラットフォームを体験いただき、操作感や演習内容の難易度を確認します。
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4. 本格導入・キックオフ
アカウント発行にあわせて、標準的な学習パスの例や利用上の留意点をご案内します。
Hack The Box社とは
Hack The Box社は、フォーチュン500企業、政府機関、MSSPを含む世界1,500以上の組織で利用されている、AI活用型のサイバーセキュリティトレーニングプラットフォーム「Hack The Box」を提供しています。
AI強化インテリジェンス、ゲーム化されたラボ、実戦形式のシミュレーションに加え、世界最大級のサイバーセキュリティコミュニティを活用することで、実務に直結した攻撃・防御スキルの習得を支援します。
2017年の設立以来、400万人以上のメンバーからなるグローバルコミュニティを形成し、組織の即応力向上、侵害リスクの低減、そしてサイバーセキュリティ人材の育成に貢献してきました。
また、ENISA ECSFやNIST NICEといった主要な人材育成フレームワークに対応した認定プログラムを提供しています。
これらのプログラムには、ANAB認定を受けた HTB Defensive Operations Analyst(DOA) や、FedRAMP 3PAOにおけるペネトレーションテスター要件に対応した HTB Certified Penetration Testing Specialist(CPTS) など、国際的に認知された資格・認定が含まれます。