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コンサルティング事業本部 ITサービスマネジメント部
シニア・コンサルタント
岸 友彦

皆さま、こんにちは。シニア・コンサルタント(CISSP、CCSP、情報処理安全確保支援士)の岸です。
社会人となって以来IT業界で30年以上にわたり、北は北海道から南は沖縄県まで、様々な業種のお客様のITに関するあまたのお悩みを、お客様とともに解決してまいりました。
私の経験を振り返ってみると、ITの世界は、集中と分散の揺り戻し、そしてセキュリティとの終わりなき攻防によって形づくられてきたと感じています。ホストからオープン系、仮想化、クラウド、AIへ——その潮流は今も加速し続けています。
経営者やIT担当の皆さまは、次々と現れる新しい潮流にどう対処すべきか、常に頭を悩ませていることでしょう。
現場のリアル—「課題はあるが、何から手をつければいいか分からない」
「DXの必要性を感じ、はやりものを導入したけれど、組織全体での活用が進まない」「今のシステムに限界を感じており、刷新が必要だ」「AIも活用しなければ時代に取り残される」など課題を感じているものの、具体的に何から始めれば良いか途方に暮れているお客様からご相談をいただくことが多くなっています。
私がITの世界に一歩踏み出した当時は、正解は1択、あるいは2択、3択で決められました。一方、最近はVUCA、TUNAといわれるように正解が分からない、選択肢を絞り込めない、ようやく出した解決策を状況変化により再考せざるを得なくなるなど、ずいぶん状況が変わってきています。
このような状況のなかで、コンサルタントの役割は「正解を上から提示すること」や「教科書通りのメソッドで強引に答えを出すこと」ではなく、お客様の社内に眠る潜在的な課題や想いを「解きほぐす」ことにあると考えています。
現場主義の足跡—自治体・金融・物流・電力業界で培った「現場の知見」
私は、自治体、金融業、物流業、電力業といった高い堅牢性と確実性が求められる業界で、時代の潮流に合わせたIT関連の支援を数多く手がけてきました。
例を挙げますと、
- 上流工程の支援:情報化計画策定、次期システム更新計画の立案、ITコスト削減の推進。
- サイバーセキュリティ支援:セキュリティアセスメント、サイバーセキュリティロードマップの策定。自治体セキュリティ強靭化対応。
こういった支援を通じ、各業界特有の制約や現場の泥臭い課題に対しては、教科書通りのコンサルティングが通用しないことを実感しています。
自治体では、条例/法制度・ガイドライン・予算・調達制度が「絶対ルール」となり、スピードよりもコンプライアンスが優先されます。
金融では、リスクゼロが前提で規制・監査・セキュリティが最優先となるため、金融機関は変化に慎重です。ただ例外として、金融庁が日本銀行と連名で発出した『「フロンティアAIによる脅威変化を踏まえた金融機関等の短期的な対応」に係る要請について』への対応は、従来の慎重さをかなぐり捨てた迅速な対応を迫られています。
物流・電力は、現場オペレーションが最優先でITよりも「止まらない現場」の考えが支配的です。「紙に書き込んだほうが早い」ということでペーパーレス化すら進んでいない現場も存在します。(サイバーレジリエンスの観点では紙運用が有効だったりするのですが)
こうした業界特有の制約や現場課題に加えて、お客様の企業文化や人間関係も把握したうえでコンサルティングを進めることで、定められた期間内で最適解を見つけてきました。
老舗IT企業としての真価—「個の知見」と「組織の技術力」が生む真の伴走支援
私がこれまで培ってきた現場での経験や知見を、お客様の成果へと確実に結びつけるうえで、大きな後ろ盾となっているのが、我が社—株式会社インフォメーション・ディベロプメントが持つ組織としての強みです。
当社は、IT業界の黎明期から半世紀以上にわたり、システム運用やインフラ構築、サイバーセキュリティなど、社会インフラを裏側から支え続けてきた「老舗のIT企業」です。現在、当社ではコンサルティング事業を経営の最注力分野と位置づけ、ここ数年で急速に体制の強化と事業拡大を進めています。
世の中には「コンサルタントの提案は魅力的だったが、いざ現場に落とし込もうとすると運用が回らない」「理想論ばかりで絵に描いた餅に終わってしまった」という声が絶えません。その原因の多くは、コンサルティングがシステムの実装や運用のリアルな現場から遊離してしまっている点にあります。どんなに立派なセキュリティロードマップや次期システム計画を描いても、実際の現場運用に過度な負荷がかかったり、現場の技術的リアリティと乖離していたりすれば、計画はあっという間に形骸化します。
ここで活きてくるのが、当社が長年培ってきた広範な技術力と組織的な知見(組織知)です。当社には、ミッションクリティカルなシステムを24時間365日守り・動かし続けてきた現場の運用ノウハウや、高度なセキュリティ分析を担うSOCサービスをはじめとするエンジニア組織の技術基盤が息づいています。
私個人の30年以上の現場経験と、当社が組織として保持する「現場を動かす技術力」が融合することで、初めて「教科書通りではない、技術的にも現場運用的にも実行可能な最適解」を導き出すことができます。
お客様が抱える「何をすればいいか分からない」という絡み合った課題を丁寧に解きほぐし、目指すべきゴールを定め、それをいかに実現するか—。戦略策定という上流工程から、技術的検証、そして現場への定着に至るまで、決してお客様を置き去りにせず、同じ目線で汗をかきながら最後まで歩みをともにする。これこそが、老舗IT企業のバックボーンを持つ当社のコンサルティング、そして私が目指す「真の伴走型支援」のあり方です。
一味違う、当社のコンサルティング—教科書通りではない「徹底的な伴走スタイル」
お客様からは、名前の通ったコンサルファームにお願いしたものの、「IT計画を策定し、システム刷新を実行したが運用が破綻し結局元に戻した」「教科書通りの非機能要件でシステム調達をしたが当社固有事情や処理件数を考慮しておらず、手を挙げてくれるSIerがいなかった」という声を耳にします。
これは、コンサルタントが期限厳守や業務遂行の効率化を意識しすぎて、「フレームワークのあてはめ」や「教科書的な解決策の提示」に終始してしまったが故の悲劇であると考えています。確かに様々なフレームワークは情報を整理するのに便利ですし、第三者に簡潔、明快に説明することができます。
ただ、そこに「愛はあるんか」と言いたくなりますよね。お客様の現状や企業の歴史的背景、人間関係、企業文化などデジタルでは表せない要素を考慮せずにコンサルティングが進められ、皆さまが置き去りにされてはいませんか?
私が目指すコンサルタントの姿は、お客様の隣に座り、同じ目線で「何を目指し、どう実現するか」を泥臭く一緒に考えるスタイルです。
過去の経験に基づくリアルなノウハウと、社内の知見をフル活用して「その企業のためだけの最適解」を創り出す姿勢でコンサルティングを実践しています。

結び—未来をともに創る戦略的パートナーとして
ITやセキュリティの課題は、1社だけで、あるいはITやセキュリティ部門だけで抱え込む必要はありません。
漠然とした悩みや「どこから話せばいいか分からない」段階からのご相談も大歓迎です。
これからも「お客様に寄り添うITコンサルタント」としてお客様とともに悩み、そしてWaku-Wakuする 未来創りに参加します!
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